2006.11.10 オルガン大王降臨 NIGHT @四日市フルハウス

 ハモンドオルガンという楽器の音色、実物を小生全く聴いたことがありませんでした。せいぜい、今は亡きJAZZオルガニストでありました「ジミー・スミス」の「ザ・キャット」というアルバムで聴いたぐらいであります。

 その実物が四日市で演奏されるという情報を得ました。(なんのことはありません^^ トビーさんのHPのライブ日程であります)音楽を体験したかった方でした!
 花金の夜でございます。仕事を19時30分には切り上げまして、JR四日市駅前「フルハウス」に向かったのであります。(我が家の奥様の了解済)

 演奏メンバーでありますが、我が四日市が誇りますギタリスト「トビー前田さん」(G・Vo)、「成瀬順一さん」(Org)のディュオでありました。聞くところによりますと、成瀬さん、名古屋千種区でオルガンバー「RED TOP」を経営しているかたわら、名古屋中心に東海地方を幅広くライブ活動をし、またまた、オルガン・ピアノ教室も開いており、精力的に活動しております。

 ライブハウスに入るやいなや、目の前には「ハモンドオルガン」(HAMMONDO XK-3)がずっしりと置かれております。成瀬さんのお店には、かなり特大のオルガンが据え付けられているとか。演奏が始まりますと、のっけから、なんとも言えないブルージーな音色が広がります。

 成瀬さんの演奏スタイルには、びっくりでありました。最初の曲「Red Tops」から、両手と頭を駆使しての演奏です。普通、鍵盤楽器では、「頭」をガンガンとたたきつける演奏はございませんです。それが、何とも言えないぐらい親しみが湧く光景と渋いブルースハーモニー?を奏でるのでありました。^^
 トビーさんは、いつものカミソリのような、ギターの音色。オッサンミュージシャン二人が目と目での、あうんの呼吸での演奏であります。トビーさんが、ボーカルとギターソロを飛ばしている時には、成瀬さんのベースラインを織り交ぜたオルガンの音色が光ります。これがまた、お腹にずっしりとくるのですわ〜

 2曲目では、ジミー・スミスの「ブルー・ムード」という渋い曲が続きます。3曲目以降の曲名は、覚えをする余裕無しであります。成瀬さんの、「イカのような右手」のテクニックが光るのであります。堪能いたしました〜^^

 下の演奏写真でありますが、白い紙袋が気になります。これには、成瀬さんの楽譜がぎっしりと乱雑に詰まっているのであります^^


  
 (レビュー&フォト:慎様)




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